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便利で安全な防草シート

防草シートってなに?

防草シート防草シートは光を遮る(遮光性の高い材質)ことによって雑草が光合成を出来ないようにして発育を抑制出来る商品です。
市販のブルーシートなどとの決定的な違いは、水を浸透させることで屋外に敷いても水たまりなどを作りにくくします。
雑貨屋さんやホームセンターなどで販売されておりますので購入するのは簡単です。

どういう場合に使おうか?

ハウス 防草シート防草シートは除草剤ではないので、子供たちやペットなどが遊ぶ場所に敷いても安心して使用することが出来ます。また、花壇や立木の周辺に敷いても植物に害は与えません。
家の裏庭や駐車場、ビニールハウスや畑の作業用通路として使用されているのをよく見かけます。

どのくらいお値段なの?

防草シートはその材質や耐久性などで効果がかなり変わってきます。
価格の安いものですとホームセンターなどで市販されている防草シートは1m幅×10mで1,000円前後で購入することが出来ます。
一方でプロ仕様の商品だと同じ1m幅×10mでも10,000円前後の商品もございます。違いについて簡単に説明してみます。

材質の違い

防草シート防草シートの素材で使用されるのはポリエチレン(PE)、ポリプロピレン(PP)、ポリエステル(PET)などが使用されます。
安価な商品ですとほとんどポリプロピレンが使用されおり、高価な商品になるとポリエステルが使用されていることが多いです。どちらも化学繊維(プラスチック繊維)ですが大きな違いは、ポリエステルが紫外線に対して極めて強いという点です。
防草シートは屋外で使用するアイテムなので、太陽光を常に浴びることになります。安い防草シートですと1シーズンほどで人が通って踏まれるのと、紫外線にさらされることで劣化して破れたり、雑草が突き出てきてしまいます。

織り方の違い

防草シート 不織布 織布簡単にいうと織物(織布)なのか、織物ではない(不織布)のかということになります。
織物であれば織目があるので、先の尖った雑草であれば突き出てきます。一方で不織布あれば繊維の密度にもよりますが織物よりは雑草を通しにくい性質があります。
織物でも織目の粗いものよりも織目の細かいものの方が強いですし、不織布であれば繊維の密度が細かくなればなるほど硬くなり雑草を通しにくくします。

遮光性の違い

光を遮って雑草を抑制する防草シートですが、遮光ネットとは違い商品に遮光率を記載していないものもございます。この場合はシートの切れ端を光にかざして遮光率を見るしか方法がありません。遮光率が低いシートは光が通ってしまいます。

防草シートの選び方

ハウスの通路防草シートを選択する時には、施工する場所や環境を判断基準にすると良いと思います。
例えば畑の通路や花壇の周りにむき出しのまま使用するのであれば、直射日光にさらされて傷みも激しくなるので1シーズンで取り換えると思い安価な防草シートを使用しても良いと思います。
家の周りで使用する場合ですと見た目も綺麗にしたいので、防草シートを敷いた上に砂利などを被せる場合など景観に一工夫したいところです。しかし、こういった施工に手間がかかるので、頻繁に交換することは難しく高価でも耐久性に優れた防草シートを使用するといった選び方が必要になります。

プロに依頼するのも一つの方法

畑の通路や、花壇の周りなど見た目を気にしない場所であればむき出しのまま利用する場合も多いのですが、家の勝手口周りや駐車スペースなど見た目も綺麗にしたい場合はプロの施工業者などに依頼するのも一つの方法と言えます。
造園業者さんなどで専門の見積りや工事をしてくれます。

見た目を綺麗にするとかなりの手間がかかります。

家の裏庭など、見た目にも気を使いたい場所に防草シートを施工しようとすると、結構な手間をかけることになります。一般的な施工例をご紹介いたします。

①裏庭の土・砂利を撤去する。

雑草現状、雑草が生えていると根や種が必ずあるので、数㎝~10㎝程度の土や砂利を撤去します。

②敷き面を平らにならして防草シートを敷く。

アンカーピン撤去が終わったら、防草シートを敷く場所は一度レーキなどで均します。
次に防草シート敷きますが、マンホールや立木などの出っ張りがある部分では土が出てこないように専用のテープなどで処理します。 シートを敷いた後は30㎝~50㎝間隔でピンを使用して固定していきます。

③防草シートに土・砂利を被せる。

植栽 防草シート防草シートは剥き出しにしておくと緑や黒い色のシートなので見た目が気になる場所でしたら、砂利や土などを防草シートの上に被せると見た目を良くすることが出来ます。

手軽に自分で施工出来るものから、プロに依頼した方が良いものまで場所や使用状況で使い分けるのがベストな方法な防草シート。
「雑草に悩んでいるけど除草剤は使いたくない」と思われている方に使用していただきたいアイテムのご紹介でした。

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