園芸資材・農業資材・造園資材・花材の総合問屋、青森県平川市(弘前市のすぐそば)末吉商店です。植木鉢、肥料、園芸用・農業用の用土、薬品、造花、しめ縄、苗、球根・縄、ムシロ、カメなど東北で一番の取り揃えでお客様のご要望に応えます。

残暑お見舞い申し上げます。

残暑見舞

暑さが厳しい折、いかがお過ごしですか?
こちらは、朝夕には秋風が感じられるようになってまいりました。
まだしばらくは厳しい暑さが続きますが体調にはくれぐれもお気をつけ下さいませ。
なお、弊社は8月11日~15日まで夏季休業致します。
8月16日より営業を再開致します。

短い津軽の夏

スケジュール暦では8月7日に立秋を迎えて涼しくなり始める頃ですが、全国的にはまだまだ暑い日が続いているようです。
また、青森県の津軽地方では「ねぷた(ねぶた)が終われば秋の風」と伝わっている通り、急に涼しくなり始めて過ごしやすい毎日が続いております。
ねぷた写真は「弘前ねぷた」の後ろ側を撮影したものですが、勇壮な表側(鏡絵)とは対照的に後ろ側(見送絵・袖絵)は美人画であったり風景の描写であったりする絵が多く、ねぷたが通り過ぎていくと、少し寂しげというか儚なげな気分になります。

「ねぷた」が終わればすぐ「お盆」

蓮の花ねぷた祭りは「7日日(なぬかび)」と呼ばれる8月7日前後で終わりとなり、それぞれの家庭ではお盆の準備に入ります。
お盆の行事は地方々々で色々な習慣が有るそうですが、津軽でも独特の習慣がございます。

迎え火・送り火

迎え火全国的な風習だと13日にお墓や自宅前で“かわらけ”の中に“マコモ”や“オガラ”などの植物の茎などを焚いているようです。16日あたりからの送り火も同様のようです。
送り火・迎え火津軽地方で多く見かけるのは、お盆近くになるとお米屋さんや荒物屋さんで“お盆の薪”を買ってきて、この薪を井ゲタに組んで1斗缶の蓋の上などで焚いています。
燃やす期間も13日から18日、長く燃やす家庭では20日くらいまで焚いている家庭もあるようです。

法界折

精進料理13日にお寺やお墓参りに行く時に、津軽一円では精進料理の折詰をお供えする風習があります。
折詰の中身はお赤飯や野菜の天ぷら、厚揚げなどの煮びたしや果物・お菓子などが入っております。この風習は津軽人にとっては極々一般的なもので、「全国的にそうなんだろう。」と思っている津軽人も少なくはないようです。
ですが、津軽(とりわけ弘前市周辺)に限った風習なようです。

お盆休み・夏休みもあとわずか

花火大会お盆休み、夏休みで帰省されたりしておられる方もいらっしゃると思いますが、この機会に地元の風習などを再発見してみては如何でしょうか?
それでは楽しい夏休みをお過ごしください。

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