一年の計は元旦にあり
一年の計は・・・
あらためまして、新年あけましておめでとうございます。
「一年の計は元旦にあり。」とよく申すのですが、この続きが有ったということを最近知りました。
「一年の計は春(この場合正月)にあり、一月の計は朔(ついたち)にあり、一日の計は鶏鳴にあり」と言うのだそうです。要約すると、
「一年の計画は元旦に、一月の計画は月初めに、一日の計画は朝に立てた方が良い」ということで、何事も最初の計画が肝心、しかも早く着手した方が良いとの例えだそうです。
雪が解ける頃を思い浮かべて・・・
「今年はどんな植物を育てようかな」などと気の早いことはまだまだ思い浮かばないかもしれませんが、野菜・果物・花卉の代表的な植物を栽培カレンダーにまとめてみました。
北から南、習慣も違えば育てる季節も・・・
御存じのとおり、日本列島は南北に細長く九州と北海道では20℃以上の温度差があるのも普通にあります。
前述の栽培カレンダーはその分も見越して色を塗ってあるので、実際に現地での植えこみをする前に、種や苗を購入したお店に植栽時期の確認をしていただくことが重要です。
かく言う私も、パンジーやビオラなどは春に植える植物だと思っておりましたが、全国的には(宮城県以南くらいから)秋の雪が降る前に植えると聞いて驚いたりしたこともありました。
園芸作業は始まっているのかも?
実際に植栽するのは早くても2月末、私などが住んでいる北国では4月末ころでやっと植え込みの季節がやってきます。
しかし、寒いこの時期だからこそする作業もどうやら有るようです。2例ほど紹介したいと思います。
寒起こし
1月15日~2月15日くらいの時期に、畑の土を塊を崩さないようにすくって寒気にさらします。
効果としては凍ったり溶けたりするのを繰り返すうちに、土が消毒されるそうです。
もう一つの効果には、掘り起こした土の中にいる越冬中の根切虫類を駆除することができるそうです。
もみ殻くん炭まき
私が住んでいるような雪が多く降る地域では、まだ雪が残っている畑に「くん炭」を撒く方もいるようです。
効果としては、元々くん炭には土壌の酸度調整や微生物が住みやすい環境を整える効果があるうえに、黒い粒々が日光を受けて温度が上がるので融雪効果があるそうです。
一般的な融雪剤は畑に使用することは出来ない(融雪剤は物によって違いますが、塩化物質が入っていることが多いので植栽する土壌には撒かない方が良いと思います。)ので、効果的な方法かもしれません。
この他にも・・・
この2例の他にも寒い時期の園芸作業は有ると思いますが、健康に植物を育てたい方や、収穫量を増やしたい方は試してみては如何でしょうか?
ということで、今年もよろしくお願い申し上げます。
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