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肥料と活力剤の違い

そもそも肥料とは?

肥料 活力剤 植物植物が成長するためには、土壌・日照・水分などの他に、栄養分が必要となります。
植物はこの栄養分を土壌から吸い上げるのですが、人工的な農地であれば吸い上げられた栄養分は補ってあげなければなりません。この栄養分を補うのが肥料です。
肥料は特に重要な成分として窒素・リン酸・カリウムは肥料の三要素と呼ばれています。
この三要素にカルシウム・マグネシウムを加えて肥料の五大要素と呼びます。
この他にも銅や亜鉛など、合計17種類の成分が必須元素と呼ばれています。

活力剤は肥料と違うの?

肥料 活力剤 植物活力剤とは文字通り、植物に活力を与える成分を含む資材が活力剤です。
ただし、肥料ではありません。家庭用の肥料について日本の法律では「チッソ・リン酸・カリがそれぞれ0.1%以上、あるいは2成分以上の合計量が0.2%以上含むもの」とされています。 これを満たさないものは肥料としては認められません。(※単肥はこの基準とは違います)
活力剤とは、チッソ・リン酸・カリの三要素について、肥料としての規定を満たさない薄い濃度に希釈したものや、微量要素やビタミン・アミノ酸など、三要素以外で植物の生育を活性化する成分を適量配合したものなどの総称です。

活力剤にも種類があります

活力剤には大きく分けると2つの種類に分類されます。

○低濃度の肥料成分の入っているもの

肥料 活力剤 植物土に挿すアンプルタイプの多いのが特徴です。鉢植えなどに直接刺すタイプです。
人間の栄養ドリンク見たいなもので、植物が弱ったときに土に挿してあげると元気になってくれるというイメージで使用されていらっしゃる方も多いようですが、実際は微妙に使用方法が異なります。
肥料の五大要素の他にも生育に必要な成分はたくさんあり、
何年も同じ鉢植えで、同じ土を利用していると微量要素を補給しなくてはなりません。
よく微量要素として呼ばれる成分でが、活力剤とはこの微量要素を土壌に補給するためのものです。
名前からイメージすると、何となく弱っている植物に元気をもたらしてくれるようにも思われがちですが、弱っている植物に与えても元気にはなりません。また、肥料と併用することもお勧め致します。

○植物の活性を高める作用のあるもの

肥料 活力剤 植物活性を高めるタイプの活力剤は、希釈して使用するタイプのものが多く、購入する時のお値段は多少高額に感じるかもしれませんが、最初から希釈されているアンプルタイプの活力剤よりも最後まで使いきれば割安となります。
こちらの活力剤は、さし木、種まき、植え付け、植え替えから弱った時の活力アップなど植物の成長に大事な時にご使用していただきたい活力剤です。
それぞれの商品によって違いますが、成分には鉄分やアミノ酸を利用したものもあり、例えば種撒き前に、希釈した水溶液に漬け込むと、発芽作用を活性化させたりするものがあります。

特にお勧めしたい活力剤

肥料 活力剤 植物現在市販されている肥料や活力剤は様々な商品が販売されておりますが、全てをご紹介しきれないほど多種多様な商品があります。
当然組み合わせも千差万別と言って良いくらいの組み合わせがございますが、今回は特にお勧めする2種類の活力剤をご紹介致します。
ここで紹介する2つの活力剤は、肥料の吸収を補助したり、特殊な機能性を持たせた活力剤です。こういった商品は補助的な効果を期待するものであり、植物の好む環境(日光・水・肥料など)を整備してあげたうえで、さらなる成長を求めるときに添加することで、非常に効果が高いと反響をいただいている活力剤です。

○メネデール

肥料 活力剤 植物イオン化させた鉄を配合した植物活力剤で、植え付け・植え替え時などの弱った植物の回復効果、挿し木の発根促進など様々な効果をもっています。平常時は肥料としてではなく微量要素添加効果を期待して使えることも特長です。
・植物の生長に必要な物質は、主に根毛からイオン化された形で吸収されます。メネデールは、鉄をイオンの形で含む水溶液なので、素早く吸収され、植物の生長を助けます。水分や養分の吸収を高めたり、光合成を活発にする働きもあります。
・メネデールには、植物の切り口や傷ついた部分からにじみ出る物質と結合して膜のようなものを作る働きがあります。切り口を保護すると同時に、新しい根の発生を促します。

○HB-101

HB-101は、杉やヒノキ、松などから抽出したエキスで植物の活性化を狙う、天然植物活力液です。減農薬栽培、有機栽培に最適で、野菜や果物、お米やお茶などがよりみずみずしく、おいしく収穫することができます。味だけではなく、実や葉の色ツヤや形もよくなります。
・土壌からリンとチッソ、カリウムを効率よく吸収し、HB-101に含まれるカルシウムイオンやナトリウムイオンなどがバランスよく、最適な比率で溶け込み、細胞が効率よく活性化され、光合成の効率を飛躍的に高めます。
・有益微生物が活性化し、よりよい土壌環境に。HB-101は植物の栄養と水分、無機質を供給すると同時に、微生物へ酸素を届けるサボニン様物質が豊富に含まれており、微生物有害菌と有益菌をバランスよく維持し、より活性化させます。

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