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差がつく秋の雑草対策!

せっかく枯れたのになぜ除草?

秋も深まってきた今日この頃、暑い時期には青々と茂っていた雑草も、今や勢いがなくなり枯れ始めていることだと思います。
しかし、秋に雑草対策をすることで、来年の除草作業を軽減できる方法があるのです。
今回はできるだけわかりやすく、秋の除草作業についてご説明致します。

 

まずは雑草が一年生雑草か多年生雑草かを知る!

雑草には一年生と多年生の二通りがあります。どの雑草が一年生か多年生かはPDFファイルに実際の雑草を画像付きで紹介しております。

雑草の種類PDF☜

次に、一年生雑草と多年性雑草の特徴は、次のように分けられます。

一年生雑草ってなに?

一年生雑草とは、毎年新しい種から発芽し成長する雑草です。
大きく分けると2タイプあり、春に発芽して秋に枯れる雑草と、秋に発芽して越冬し、春から夏に枯れる越年性の一年生雑草があります。

多年生雑草ってなに?

種子で発芽、生長し、地上部は一旦枯れますが地下部が生き残り、翌年になると、同じところからまた生えてくる宿根性の雑草です。
多くの多年生雑草は種子で繁殖し、発芽し根をおろすことで宿根草となりますが、なかには地下茎が伸びて繁殖するものもあります。
「雑草」というと弊害がありますが、地被植物として用いられる植物も多年生です。冬に枯れてもまた翌春には新しい葉を出します。

一年生雑草への除草対策

一年生雑草は、種などを落として子孫を残そうとするので、放っておくと翌年には同じところに、あるいはより広範囲から雑草が生えてくることになります。
雑草と呼ばれる中の多くの一年生雑草は年内には枯れて地上から姿を消しますが、自然に枯れるのを待つのではなく、成熟する前に枯らすことが大切です。 一年生雑草の除草作業は、手による草引きや除草剤で枯らします。
除草剤の種類は茎葉処理型除草剤でも、土壌処理型除草剤でもどちらでも効果が出ます。
土手になっているところや、土壌が雨などで流れるのを防ぎたい場所は、葉茎だけ枯らすタイプの除草剤で根は残しておきます。 枯れた後の根から生えてくることはありません。

多年生雑草への除草対策

多年生雑草は、地上部の葉茎が枯れても根や球根で冬を越し、翌年また生えてきます。
放っておくと、葉が茂っているうちに光合成などで栄養を根に蓄えていき、翌年への備えをしてしまいます。
背丈が高くなって充実する前に根まで枯らすタイプの除草剤でネコソギ枯らしてしまいましょう。種類によってはかなり地中深くまで根を張るものもあり、1度や2度の除草剤散布では枯らし切れないことも多々あります。
ただ、秋のうちにできるだけ根まで枯らしておくことにより、翌年の雑草の発生量を抑えることができます。特にスギナなどの雑草が繁殖力・生命力がともに強いので、特に枯らし残しがないようにしましょう。

効果的な除草作業

簡潔にまとめると、一年生雑草は種がまかれないと翌年の繁殖を抑える事が出来ます。
種子が捲かれる前に刈り込みや除草剤で枯らしてしまうのが効果的です。
一方で、多年生雑草の場合は刈り込みや除草剤で枯らしても、根や球根が残ってしまうと翌年同じところに雑草が生えてきてしまいます。
手作業で根や球根を除去するのは非常に困難な作業になるので、除草剤などを活用すると効果的な除草作業ができます。

なぜ秋に除草作業をするのか?

プロの農家の方は収穫後の秋に雑草を枯らすべく除草作業を行います。冬に入る前に雑草を根こそぎ枯らしておくと、翌年の春からの雑草の生えるタイミングを遅らせたり、増え方を抑制したりすることが出来るからです。
農家の方が雑草を嫌う理由は見た目だけの問題ではなく、作物を育てている時に雑草がたくさん生えるとせっかく施肥しても栄養分を雑草にとられてしまうため肥料の効きが悪くなるからです。

除草剤の種類を知ろう!

除草剤は法律で3つに区別されるのと、実際の有効成分により分けることができます。
特に法律上の使用区分を誤ってしまうと、懲役または罰金刑を果たせられる場合がありますので、ラベルなどの説明書をよく読んでからご使用ください。

法律で区分される除草剤

農耕地用・非農耕地用除草剤除草剤は農作物を栽培している場所で使用するには、農薬取締法に基づいて国に登録された除草剤を使用します。実際にはそのほかの除草剤も市販されておりますので、3つに分けて紹介いたします。

農耕地用除草剤【農薬】

農薬取締法に基づき国に農薬登録をされた除草剤を「農薬」とされます。
農薬登録された除草剤には、「農林水産省登録○○○○○号」と掲載されています。
農薬の登録の為には薬効の他、作物への薬害・残留性、動植物への毒性・影響などを調べる試験を受け、問題ないと判断された除草剤が農薬です。
そして農作物に使えるのが「農耕地用」で、樹木などに限定されているのが「非農耕地用」となります。

非農耕地用除草剤【農薬】

農薬なのでこちらも「農林水産省登録○○○○○号」と掲載されています。
「非農耕地用除草剤」とは「農作物」を栽培していない場所にのみ散布できる除草剤です。
「農作物」とは栽培の目的や肥培管理を問わず、人が栽培している植物の総称です。
食用に利用される植物を始め、鑑賞目的などで栽培している植物(庭園樹、盆栽、花き、街路樹やゴルフ場の芝など)や山林樹木が含まれます。

無登録除草剤【農薬ではありません】

人が栽培・管理している植物がある場所、例えば、芝地(ゴルフ場、公園、競技場など)や山林、また、花壇や植栽木が植わっている場所などでは農薬登録されている除草剤以外は使用できません。
これに違反した場合には法的な罰則が科せられます。農耕地だけでなく、家庭菜園や庭で使用した場合も該当するため注意が必要です。

有効成分により分けられる除草剤

除草剤 選択 非選択選択性除草剤と非選択性除草剤

農作物には影響を与えず雑草だけを枯らすタイプの除草剤が「選択性除草剤」です。「選択性除草剤」は農耕地に散布するために開発された除草剤なので、すべて農耕地用除草剤です。
もう一つは雑草だけでなく作物も同時に枯らしてしまうタイプが「非選択性除草剤」です。「非選択性除草剤」は農耕地用、非農耕地用ともに有ります。

土壌処理型と茎葉処理型の除草剤

除草剤 土壌処理 茎葉処理土壌処理型と茎葉処理型の詳しい説明は次の項目でご説明しますが、多年生雑草を根絶したいのであれば、根まで枯らしてしまうタイプの除草剤が必要となります。
これは地面より上に出ている葉や茎を枯らしても、地中に残った根や球根が地中にて生き続けるためです。
茎葉処理型の除草剤で地表部の茎や葉を枯らした後で、土壌処理型の除草剤を散布するとかなり効果的です。

 

土壌処理型

除草剤 土壌処理型土壌処理型は雑草がまだ生えていない土の表面に散布して雑草が生えてくるのを防止する除草剤です。薬剤は土壌の表面近くに処理層と呼ばれる層を作り、種子から伸び始めた雑草の芽や根から吸収されます。雑草は生育する前に枯れてしまうので、人目に付くことはありません。除草剤は微生物や光などが関与して分解されて行くので、やがて効果は失われます。効果の持続する期間は薬剤によって異なります。
※降雨直後や激しい降雨が予想される場合は、周辺の土壌にも影響が出てしまうので、使用を避けてください。

茎葉処理型

茎葉処理型 除草剤茎葉処理型は雑草の地上部にかけることで葉や茎の表面から吸収され、雑草を枯らします。
茎葉処理型にも2種類あり、茎葉はもちろん根まで枯らすタイプと、茎葉だけ枯らすタイプのものがあります。
散布後、数時間以内に変色やしおれ等の症状の現れる即効的な薬剤から、はっきりとした効果が現れるのに一週間以上かかる遅効的なものもあります。

しつこい雑草にオススメする除草剤!

これまでにご紹介しました雑草対策に使用できる除草剤を、弊社で通常取扱している商品よりピックアップいたしました。
土壌処理型、茎葉処理型に分類してご紹介しておりますので、ご参考にしてください。

☛しつこい雑草にオススメの除草剤☚

秋の除草対策・・・まとめ

来シーズンに除草作業を軽減するために、秋に除草対策することをご説明してまいりましたが、わかりやすかったでしょうか?
綺麗なお庭を楽しんだり、美味しい野菜をつくったりするためにも、障害となる雑草は秋に対処することをオススメいたします。

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