果物を傷つけないで発送するには
採れたてを送りたい
畑や家庭菜園などで、採れたての果物や野菜を家族や親戚に送りたい方は大勢いらっしゃると思います。ですが、せっかく送ったのに輸送中に傷んでしまったら送る側も、受け取った側も悲しくなってしまいますよね?
私どもの会社があります青森県の津軽地方は、家族や親戚などにりんごを送ることが多く、弊社でも贈答用の梱包資材を取り扱っております。
今回はりんごの梱包資材を例に、果物を傷つけないで梱包する方法を特集いたします。
なぜ傷んでしまうのか?
箱の中に緩衝材などを挟まずに直接中に入っている果物同士がぶつかると、傷が付いてしまいます。
果物は水分の多いものが多く、傷が付いてしまうと傷から水分が出てきて褐色になったり、カビが生えてきたりしてしまいます。
傷をつけないようにするためには、箱の中で転んだり、ぶつかったりしないように、しっかり梱包してあげることが大切です。
緩衝材にはどんな種類があるの?
りんごの資材を例にご紹介いたします。
りんごが転んだり、ぶつかったりしないように専用のパックやモールドと呼ばれる梱包用の商品が市販されております。
このパックやモールドを重ねた場合やダンボールと直接触れないように、ネットや中仕切りを使用いたします。
複数の種類の果物や野菜を送る場合
複数の種類を同じ箱に入れて発送したい時は、フルーツキャップなどがオススメです。
ラップやプチプチの緩衝ビニールで梱包する場合には、果物や野菜は生物で呼吸をするので、必ず空気の通り道を確保するように、緩めに包んであげることが大事です。
見た目を気にしないのであれば、古新聞などでやさしく包んであげることも有効です。
梱包資材を各種取り揃えております。
わたしたちの会社では、りんごの出荷資材を多数取り揃えております。画面ををクリックされると商品案内のページにご案内致します。
弊社では通常取り扱っている商品の他にも、販売店様や生産者様などからオリジナルデザインのダンボールなどのご依頼も承っております。お気軽にお電話やe-mailなどでお問い合わせください。
どう梱包しようか?
次に、りんごを梱包する写真を使用してご説明致します。
①中仕切りをダンボールの底に敷く
中仕切りはツルツルの面と凹凸の付いた面があります。一番下に敷くときはツルツルの面を上に致します。
②パック・モールドを入れる
パックやモールドを入れてりんごを入れていきます。玉の大きさでパックやモールドの穴数を選びますが、目安は次の表を参考にしてください。
玉の大きさ | 穴数 |
大玉 | 14穴 |
中玉 | 16穴 |
小玉 | 18穴 |
③ネットを被せる
りんご同士や、ダンボールに直接触れると傷が付くので、緩衝材のネットを被せます。
④更に中仕切を被せる
ネットだけでは上のりんごの重さに耐えられなくなるので、更に中仕切を1枚敷きます。
⑤2段目・3段目を梱包していく
一番上の段が出来ましたら、最後にネット、中仕切を被せて完成です。
一番上の中仕切だけ凹凸を上に致します。
ダンボールの中はこのような状態です。
りんごの他にも
弊社ではお米用の化粧箱などの資材も取り扱っております。お米の贈答用梱包資材はクリックされると、紹介ページへご案内致します。
その他にも、弊社では各種収穫に関する資材を取り扱っております。クリックされると、紹介ページへご案内致します。
質問・問い合わせは、メール、お電話で受付けしておりますのでお気軽にご連絡ください。
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