園芸資材・農業資材・造園資材・花材の総合問屋、青森県平川市(弘前市のすぐそば)末吉商店です。植木鉢、肥料、園芸用・農業用の用土、薬品、造花、しめ縄、苗、球根・縄、ムシロ、カメなど東北で一番の取り揃えでお客様のご要望に応えます。

野生動物や野鳥にお困りですか?

害獣・害鳥の対策

ゴミ置場の被害動物や鳥は家の周りや畑の周りでゴミを荒らしたり農作物を荒らしたり、挙句にはフンしたりされると困ってしまうばかりか衛生上も良くありません。
今回は動物や鳥たちに出来ること・出来ないこと、どのような対策が効果的なのかを書いてみたいと思います。

害獣・害鳥は勝手に捕獲できません

わないかに害獣・害鳥といっても、それは人に対して迷惑になる行為(害)をするからであって、動物や鳥たちは自分たちが生きていく為に必要な行動をしているのにすぎません。
さらには『動物愛護法』や『鳥獣保護法』という法律が定められていて、むやみに動物や鳥を捕獲してはいけないことになっています。

動物愛護法

野生動物この法律の大きな目的は『動物愛護』と『動物管理』です。
この法律では、牛、馬、豚、めん羊、やぎ、犬、猫、いえうさぎ、鶏、いえばと及びあひるは人が飼っていなくても『愛護動物』とされるので、勝手に捕獲等をしてはいけません。

鳥獣保護法

すずめこの法律の目的は『鳥獣の保護及び管理』と『狩猟の適正化』です。
この法律での鳥獣とは『野生の鳥類』と『哺乳類』を指しており、これらの動物や鳥を勝手に捕獲してはいけないことになっています。
また家や農林業で、ネズミやモグラなどを捕獲する行為はこの法律の対象とはなりませんが、爆発物や劇薬、毒薬、とらばさみ、とりもち、かすみ網、準空気銃、弓矢などを用いた猟法は禁止されていますし、罠も規制の対象とされています。

個人で出来る害獣・害鳥対策は『予防』

前述のように法律で規制されているため、基本的には動物や鳥の駆除は出来ないものと思った方が間違いがありません。
(※ただし、家庭内でのネズミ駆除はこの限りではありません。)
では「どう対策をしたら良いのか?」というと『予防』をすることが非常に効果的です。

予防策その1 害獣・害鳥が寄り付かない環境にする

当日のごみ出し害獣・害鳥は人目につかない隠れ場所や、エサに困らない場所に住み着いて繁殖します。住み着かれないようにするには、
1.ダンボールや木材などを庭などに放置すると、格好の営巣資材となってしまうので放置しない。
2.ゴミ出しをする時は前日の夜などに出すと、野良猫・野良犬のエサ場になってしまうので朝にゴミ出しするのと、ネットなどでゴミを確実に覆ってカラスなどの被害を防ぐ。
3.愛玩動物の食べ残しのエサなどを放置しないなどの対策があります。

予防策その2 地域での協力・協調

野鳥の餌付ご近所さん達と協力して、ゴミ置き場を清潔にして動物や鳥に荒らされないように気をつけても、一方で餌付けをする人がいるとその周辺に動物たちが集まってきてしまいます。
お互いに非難したりするとトラブルの原因となってしまう場合もあります。町会や自治会などで話し合うなどして、動物が好きな人やそうでない人も協力・協調してお互いの暮らしに支障がないようにしないといけません。

予防策その3 自治体に相談してみる

自治体自治体などによって対応も様々ですが、ゴミのネットを配布したり、周辺に忌避対策効果のあるグッズを配布・設置してくれる場合もあります。
まずは市役所のホームページで“カラス”や“環境保全”などのキーワードで検索してみると案内が記載されているかもしれません。

動物や野鳥はとても賢い

カイト弊社でも扱っておりますが、動物や野鳥を寄せ付けなくする効果があるグッズはホームセンターなどで市販されております。
例えば
○防獣網や防鳥網
○テグスや金銀テープ
○音波防除器
○プラスチック製忌避具などが対策品として店頭で良く見かけます。ですが、最初は効果が出たように思われても次第に効果が無くなるように思われませんか?
それぞれの動物によっても違いますが、野生動物には次のような習性があるようです。

慣れてしまう

忌避用品を設置した場合、直後は警戒して寄り付きませんが、次第に脅しで無害と解ると学習して慣れてしまうようです。

エサに対する執着

ガードが緩いゴミ置場だったり、おいしい農作物が豊富な場所はまさに動物たちの“エサ場”です。人間でも荒稼ぎ出来る場所には執着する人がいるように、動物たちも簡単にエサ場は手放すことは無いようです。

行動範囲は意外と広い

ある研究によれば野鳥などの場合では10km程度は簡単に移動し、他の鳥などの様子を確認してその場所にエサがあるかどうかを判断しているようです。一度“エサ場”と確認されると、周囲から動物たちが集まってきてしまいます。

 

まとめ

○まずは近所・町内会・自治体などと相談しましょう。
○ゴミ置場やペットなどのエサは清潔に保つように、気を配りましょう。
○どうしても手に負えない場合は専門業者に相談しましょう。

 

ネズミの被害については以前に詳しく特集した記事がございますので参考にしてください。
下のバナーをクリックされると、ページにご案内致します。

ネズミ被害

 

 

 

 

 

質問・問い合わせは、メール、お電話で受付けしておりますのでお気軽にご連絡ください。
お問合わせはこちら