少量マルチのススメ
便利な農業用マルチ
農業用マルチシートとは畑の畝を覆うフィルム状の資材です。一般的には「マルチ」や「農ポリ」などとも呼ばれたりしております。 畝をマルチシートで覆うと雨が降っても土壌が削られたり、肥料が流出したりするのを防いでくれる効果があります。また、雑草が生えるのを防いだり、保湿効果や病気予防の効果を期待できるものもあります。
農業用マルチシートは色・幅・長さ・厚さに種類があり、それぞれに効果・用途が違います。
具体的な農業用マルチシートの内容に関しては、以前に特集した記事がございますので、こちらをご参考に願います。
必要な分を使いたい
さて、この農業用マルチシートですが、よくホームセンターで見かけるのは写真のようにロール状になっているものを見かけると思います。
しかし、業務用で使用されるロール状の商品ですと長さが50mから200mと長いものが多いので、家庭菜園や1坪農園を借りて野菜栽培をしている人には向きません。
このような場合に便利なのが10m単位で売っている商品です。
機能・用途ごとで種類も豊富
10m単位で切売りされている商品ですと、大根やレタスなどの比較的大きな株の野菜では1列で約30株程度、ジャガイモやイチゴなど比較的株の小さな野菜であれば2列で50~65株前後の植付けをすることか出来ます。
もちろん業務用のマルチを短く切っているだけなので、雑草防止・生育保護・畑の温度低下の防止など、一般のマルチの機能と全く変わらないため、安心してご使用いただけます。
穴あきマルチシートを選ぶ時のポイント
商品には4桁の番号が記載されていますが、この番号で穴の間隔などを知ることが出来ます。
左の絵を見ながら説明致します。
① まず1桁目です。これはマルチシートの巾を表しています。
9は950㎜、3は1350㎜、5は1500㎜といった具合です。
② 次に2桁目。こちらは穴の列数を表しています。
列数が多ければ株の小さな野菜用、逆に列数が少なければ株が大きい野菜用です。
③ 最後は3~4桁目。こちらは穴と穴の間隔です。
こちらは数字が大きいものは大きい株用、数字が小さいものは小さい株用です。
黒マルチ穴あきマルチシートは畑に敷いてから穴をあける必要がないので、非常に作業が楽になります。
以前に掲載した関連特集をご紹介いたします
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