収穫に役立つ農業資材
春に種まき・定植した野菜や果物も、夏の太陽をいっぱい浴びて、そろそろ収穫にさしかかる頃ではないかと思います。
今回は、家庭菜園でも、プロの農家さんでも、収穫や出荷に役立つ資材を4つのカテゴリーに分けてご紹介いたします。
1.プラスチックコンテナ系
収穫かご
主に果物の収穫時に使用されることの多い収穫かごです。プラスチック製でメッシュ構造になっているものが多く、果物を傷つけないで収穫するのに便利なカゴです。
取っ手の部分に凹凸があり、取っ手同士がパチンッと固定できるタイプの物もあります。
野菜コンテナ
収穫した野菜を入れておく収穫コンテナは、色やサイズが様々です。ホームセンターなどで販売されているのを見たことがある方も多いのではないでしょうか?単に農業用としてでは無く、職場によっては収納・整理BOXとして使用されたりする方も多いようです。
果物コンテナ
こちらも収穫コンテナの仲間なのですが、果物や野菜を市場に出荷する場合などに使用されます。その地方、地方により採用されているサイズなどは違いますが、多くのコンテナは果物・野菜が傷まないように、重ねが効く構造になっているのが特長です。
2.クラフト・段ボール系
お米用紙袋
お米を入れる袋には紙質の物(クラフト紙)以外にも、フィルム袋(ポリ・ラミネート)の物もあります。
紙袋には次のような利点があるとされています。
○お米にやさしい天然素材を使用しています。
○通気性に優れている一方で、防湿性のある特殊な袋もあります。
○リサイクルが可能で、環境にやさしい商品です。
お米用段ボール【贈答用】
袋に入れたお米をそのまま送ると破損や汚れてしまう場合が有ります。ダンボールに入れて送ることでそれらを防ぐことができます。
これらの段ボールは”化粧箱”と呼ばれるもので、主に贈答用として重宝されております。
段ボールには各種サイズがあり、中に詰めるお米の容量でサイズを選びます。
果物用段ボール【贈答用】
果物を箱詰めする時には、水分が多いものが多いので、傷が付いてしまうと傷から水分が出てきて褐色になったり、カビが生えてきたりしてしまいます。
傷をつけないようにするためには、箱の中で転んだり、ぶつかったりしないように、緩衝材などを入れてしっかり梱包してあげることが大切です。
3.野菜用ネット
スーパーなどで、みかんなどが入っているネットです。
もちろん、みかんだけではなく、玉葱・オクラ・にんにく・人参など野菜の種類ごとに様々なサイズや色の商品が販売されています。
また、単に出荷用としてではなく、畑から掘り起こした野菜をネット袋に入れて、軒先などに吊るし乾燥用として使用されている方もいらっしゃいます。
4.ポリ野菜袋
ボードン袋
ボードン袋は漢字で防曇袋とも書き、曇り止め加工が施された袋のことです。
生鮮野菜や水産練製品など、水分を含む食品の包装に最適です。空気穴がある袋と空気穴なしの袋があり、防滴加工されているので、水滴が発生しにくいため、食品の鮮度を保つことが可能です。底面の両側がカットされているボードンは水が溜まりにくいので、水分が出やすい葉物野菜などの包装に最適です。
ポリ袋
スーパーの台所用品売り場などで販売されているポリ袋の商品もありますが、野菜専用の野菜袋もあります。野菜袋は、野菜などの鮮度が保持できる構造になった保存袋です。
野菜袋の中には、防曇加工がされているものもあり、野菜の鮮度の保持性がより高いです。野菜や果物のエチレンガスを吸着透過させることで鮮度を保持するポリエチレン製の袋もあります。そのほか、大根用の丈の長い袋やほうれん草の袋など野菜の形に合わせた袋も各種あり便利です。
バックシーリングテープ
製品を袋に小分けした際に、袋の口をネックシールするために使用するテープです。
セロファンフィルムのものと、PETフィルムのものがあり、ゴム系の粘着剤を使用しています。
セロファンフィルムのタイプは手切れ性があり、開封も簡単です。
PETフィルムのタイプは防湿、耐水性があり、セロファンフィルムに比べてカラーの発色が鮮やかです。
バックシーラー機
どちらのタイプもバッグシーラー機にセットして使用すると、簡単に袋の口を閉じることができます。
カラー展開もあり、製造ラインや製品によって色分けすることもできます。
セロファンフィルムやPETフィルムだけでなく、パステルカラーの和紙を使ったタイプもあります。
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