植物の冬越しについて
こんにちは末吉商店です。
今日は植物の冬越しについて少しお話ししたいと思います。
植物図鑑などで調べた時に『耐寒性』という特徴を見たことはございませんか?
植物の耐寒性は大きくわけて3パターン
耐寒性【強い】
0度以下の寒さや、霜に当たっても枯れません。
戸外でも冬を越せます。でも耐寒性がある植物でも、霜柱が立って、根が切れたり、地上に出たりしてしまうと、傷んでしまいますから、少なくとも足元の寒さ避けはしてあげたほうがよいでしょう。
半耐寒性【やや強い】
0~5度くらいの寒さには耐えられますが、それ以下の寒さや霜に当たると枯れてしまいます。
雪が降っている日や夜は室内に取り込んだり、加温したビニールハウスに入れる必要があります。
非耐寒性【弱い・やや弱い】
寒さには耐えられません。
秋になったら、室内に取り込みましょう。
それぞれの耐寒性に合った冬越しをして、さらに成長してほしいですよね。
植物の耐寒性を調べよう
下記リンクはNHK出版で運営している「趣味の園芸」植物図鑑のサイトです。
「趣味の園芸」植物図鑑のサイト
アイウエオ順の索引があるので、調べたい植物をcrickしてください。
植物の写真が出てきたら、下方向にスクロールしていくと、赤枠で囲ってある欄で耐寒性・耐暑性を調べることが出来ます。
こちらの耐寒性で“強い”以外の植物は冬越しを室内で過ごさせてあげた方が良いでしょう。
植物や鉢植えについた雑菌や害虫などを駆除しましょう
暖かい部屋に植物を入れると、付着していた雑菌や害虫が活発に活動して周辺の植物にも悪影響を与える場合があります。
殺虫・殺菌剤のALスプレーなどを吹きかけて、1週間程度様子をみましょう。
葉っぱが枯れている場合や、アブラムシ・アオムシなどがいる場合も要注意です。
↓に張り付けてあるリンクは家庭向きの農薬検索サイトです。
こちらも参考にしてみてください。
http://www.agro.jp/engei/index.html
プランタースタンドやスノコの上に置いておきましょう
室内やベランダに取込んだ植物はプランタースタンドやスノコの上に置いておくと良いでしょう。
ベランダのコンクリートに直接置くと急激に冷えてしまいますし、通気性を良くする為にも直接置くことは避けてあげてください。
置く場所ですが、昼間は窓辺で日光をいっぱい浴びせても良いのですが、夜の窓辺は冷えるので夕方になったら窓からはなしてあげてください。
以前の記事で取り上げましたが、暖房を点けている室内はもの凄く乾燥しています。
以前の記事はこちら室内植物は「活力剤」で乾燥対策!
暖房の熱風が直接かかる場所はもとより、時折土を触ってみて乾燥していないかチェックしましょう。
ビニールを上手に活用しよう
廊下などの暖房器具の無い場所に保管する場合や、暖房を消している部屋に保管する場合はビニール温室や、背の高い観葉植物であればクリーニング店から帰って来た洋服を覆っているビニールなどを被せるのも効果的な方法です。
以上、その植物の耐寒性に合った冬越しお役立ち情報でした。
寒い冬を植物と一緒に乗り切りましょう!
質問・問い合わせは、メール、お電話で受付けしておりますのでお気軽にご連絡ください。
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