「雪囲い」の準備をお手伝い致します!
雪が降る地域(降らない地域でも)であれば一度は目にしたことがある「雪囲い」
近年は積雪の量も少ない年が増えているそうですが、それでも冬の終盤は例年よりも水分を含んだ、重い雪が降るようです。
北国のお庭のお手入れに欠かせない、「雪囲い」
①どうして「雪囲い」をしているの?
②「雪囲い」をするにはどんな材料を使うの?
の2点に分けてご説明してみたいと思います。
どうして「雪囲い」をするのか?
1.庭木の枝や幹を積雪から守りたい!
一番は、大切にしている花や庭木を積雪の重みから守ることです。
春になって、枝が折れているのに気がついたり、雪の重みで潰れさせてしまった経験はありませんか?
大切に育てている植物を傷つけることなく冬越しさせて、春には綺麗な庭を楽しみたいものですね。
2.冬でも“おしゃれ”な庭木で綺麗に飾りたい!
綺麗に雪囲いされているお庭は、見ていて季節感を感じて美しいものです。
ワラなどの素材が使われ、自然な風合いで飾付けされたお庭は見ていても季節感があり綺麗に思えるものです。
造園屋さんクラスとまではいかなくても、見ていて綺麗な「雪囲い」をしたいものですね。
「雪囲い」の作業に合わせた材料選び
1.植物を囲うのに使う材料
○ムシロ(ワガムシロ)
ワラやイグサで編んだ敷物です。
自然な風合いで綺麗に仕上がります。
保温効果は高いですが腐りやすいです。
○雪囲いネット(防風防雪ネット)
化学繊維で編んだネットです。
数年にわたって何回も使うことが出来ます。
○ジュートムシロ
通気性・保湿性に優れた素材です。
土中に埋めた場合、分解されるので環境に優しい素材です。
2.植物を結ぶのに使う材料
○荒縄
自然色なので綺麗な仕上がりになります。
ナイロンに比べて伸びにくい材質です。
ワラ製品なので腐食すると堆肥になります。
○ナイロンロープ
安価で軽量・強度に優れたロープです。
水に濡れても硬くならない性質があります。
○棕櫚縄
天然の棕櫚を使用しているので、自然に還ります。
荒縄に比べて、細く見た目が綺麗です。
末吉商店では「冬囲い」に使用する資材を多数取り揃えてご注文をお待ちしております。
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ちょっと寄り道。こんな話もあります!
“こも(菰)巻き”最近の研究
公園などの松に良く見られる“こも巻き”
元々は松に寄生する害虫「マツカレハ」の幼虫を誘い込む罠の役割をされると伝わっていました。
ところが、近年の研究によると、「マツカレハ」の幼虫よりも、クモや、「ヤニサシガメ」の幼虫など、「マツカレハ」にとって天敵となる益虫の方が罠にかかってしまうとの研究もあります。
ですが、日本人の庭木を大切にする「おもてなし」の心が見て取れるような気がしませんか?
綺麗「雪囲い」で“おしゃれ”なお庭で冬を越して、春にはイキイキとしたお庭にしたいですね。
※クリックすると外部サイトに飛びますが“こも巻き”に関して詳しく特集されているページです。
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