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天然由来の抗菌効果がお花を長持ちさせる

家の中に飾られたお花は、周りを明るくするばかりではなく、気分もよくしてくれます。誰かからプレゼントされる場合もあれば、自分で気に入った花を花屋さんから購入して飾る場合もあると思います。せっかく飾ったお花であれば、キレイに長持ちさせたいものです。今回は天然成分が入った切花延命剤「あおもり藍の切花延命剤」をご紹介いたします。

切花延命剤とは?

あおもり藍 切花延命剤 天然成分切花を長持ちさせるには、切花に水を上手く与え続けることが欠かせません。ですが、単に水を与えれば良いというものでもありません。
花も人と同じように栄養が無ければ生きていくことが出来ません。
切花延命剤とは、切花をより長生き(長持ち)させるための薬剤です。
使用方法は簡単で、お花の活け水に切花延命剤を溶かすことで、お花をイキイキと保ったり、つぼみを咲かせたりするのに必要な栄養を補給してあげることが出来ます。
また、切花延命剤は栄養を補給するだけではなく、抗菌材・殺菌剤・界面活性剤などを含ませることで、活け水の劣化や雑菌の繁殖を防いだり、水の吸い上げを良くする効果も備えております。

天然成分で切花を長持ちさせたい

あおもり藍 切花延命剤 天然成分現在市販されている切花延命剤には様々な商品がありますが、今回ご紹介するのは天然成分で切花を長持ちさせることのできる切花延命剤です。
「あおもり藍の切花延命剤」は、無農薬で育てた「あおもり藍」から抽出したエキスを配合することで、菌の繁殖を抑制することが出来る切花延命剤です。
藍は「大切な着物は、藍の風呂敷で包む」と言い伝えが残るほど抗菌・殺菌作用があるタデ科の植物です。
元々は染料として藍染に使用していた植物ですが、近年の研究により、その抗菌作用があるエキスを抽出することに成功し、天然成分由来の切花延命剤が誕生しました。

※写真をクリックすると、製品の詳細な紹介ページへと進みます。

あおもり藍の切花延命剤に含まれる成分

あおもり藍抽出液

藍は解毒や殺菌・抗菌、止血、防虫効果があるとして薬草としても古くから重宝されてきた植物です。
「あおもり藍の切花延命剤」は、この抗菌作用に注目し、天然成分由来の切花延命剤を商品化することに成功しました。
「あおもり藍」の抗菌作用により、花瓶の水が腐敗することやバクテリア等の繁殖を防ぎます。

糖類

切花が鮮やかな色や香りを保つために必要な栄養素が糖類です。
「あおもり藍の切花延命剤」は糖類を加えることにより、切花がより長く、美しく咲き続けるための栄養素を補給します。

界面活性剤

界面活性剤を含むものは、水の吸い上げをよくする効果があります。
界面活性剤の成分は、茎を変色させてしまう場合もありますが、花の寿命には悪影響を与えません。

抗菌剤

毎日花瓶の水を取り替えても、室内の温度などの影響もあり、菌の増殖や水の腐敗を発生させてしまいます。抗菌剤を加えることにより抑制することが出来ます。

あおもり藍の切花延命剤の使用方法

あおもり藍 切花延命剤 天然成分① 本剤を水で50倍にうすめてください。左の写真、キャップの赤線が6㎖の目安ですので、300㎖の水で薄めると50倍希釈液が出来ます。
② 計量に使用したキャップや容器はよく水洗してください。
③ 清潔な花瓶にうすめた希釈液を適量注いでください。
④ 水切りをした花を生けてください。水につかる葉は取り除いてください。
⑤ 水替えは不要です。溶液が減った場合、50倍希釈液を継ぎ足してください。

ご注意

・子供の手の届かない所に保管してください。
・食品ではありません。万一飲み込んだ場合は、口をすすいで、水を多めに飲んでください。
・眼に対して刺激性があるので、眼に入らないように注意してください。眼に入った場合は、直ちに十分に水洗してください。
・皮膚に付着した場合は、水でよく洗い流してください。
・かぶれやすい体質の人は取扱いに十分注意してください。
・ステンレス製を除く金属製の容器には使用しないでください。
・使用後は密栓して、直射日光をさけて保管してください。

他にも切花を長持ちさせる方法

あおもり藍 切花延命剤 天然成分切花を長持ちさせるには、水を吸い上げる入り口である“切り口”を綺麗に整えてあげることがとても大切です。切り口をきちんと広げ、整えてあげれば水を十分吸い上げることができ、水分を葉や花に送り届けることができます。
切り口を揃える“水切り”を上手にできるポイントは次の3点です。

1.水中で切る

水中で切ることで、切り口から空気の侵入を防ぐことが出来ます。また、切り口の乾燥を防ぐことも出来ます。
※バケツなどに茎の最下部を浸けて切ることが出来ない場合は、切ったら直ちに水に浸けると良いでしょう。

2.切れ味の良いハサミを使う

植物の茎には、水を吸い上げるための“導管”というものが伸びています。切れ味の悪いハサミで切ると、切った時にこの導管を潰してしまい、切花の水揚が悪くなってしまいます。
切れ味の良いハサミで、スパッと切りましょう。

3.茎は斜めに切る

また、茎を斜めにカットすることにより、さらに水の水揚げをよくするといわれます。これは、斜めに切ることにより、切り口の断面積が広がり、それだけ水の吸い込みが良くなるからです。また、直角に切るよりも斜めに切ることにより、導管を潰さずに綺麗に切ることができます。

切花延命剤や水切り・水揚げなどの方法を使って、お花をキレイに長持ちさせてお楽しみください。

 

切花に関するこれまでの紹介ページ

 

切り花延命剤の使い方

切り花を長持ちさせるには

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