11月の農事暦【旧暦10月】
この期間の二十四節季
立冬【りっとう】
○太陽暦11月8日 ●太陰暦10月12日
秋が極まり冬の気配が立ち始める日。『暦便覧』では、「冬の気立ち始めて、いよいよ冷ゆれば也」と説明しています。言い換えれば秋の極みとも言え、実際多くの地域ではまだ秋らしい天気の日が多いです。
秋分と冬至の中間で、昼夜の長短を基準に季節を区分すると、この日から立春の前日までが冬となります。
小雪【しょうせつ】
○太陽暦11月22日 ●太陰暦10月26日
わずかながら雪が降り始める頃とされています。
『暦便覧』では「冷ゆるが故に雨も雪と也てくだるが故也」と説明しています。
陽射しが弱くなり紅葉が散り始めるころで、銀杏や柑橘類は黄色く色づく頃で、次第に冷え込みが厳しくなってきますので、冬の備えは整えておきましょう。
この期間の長期予報
予報の期間
令和元年10月日 気象庁地球環境・海洋部発表
10月19日 から 11月18日 までの長期予報です。
予報のポイント
○全国的に、暖かい空気に覆われやすいため、向こう1か月の気温は高く、北・東・西日本では、期間の前半はかなり高くなる見込みです。
○高気圧に覆われやすいため、日照時間は北日本日本海側で平年並か多いでしょう。
○湿った空気の影響を受けやすいため、東・西日本太平洋側では降水量は多く、日照時間は少ないでしょう。北日本太平洋側、東日本日本海側では降水量は平年並か多いでしょう。
詳細な内容
詳細な内容は、気象庁のページへリンクを貼付いたしますので、こちらからどうぞ。
この期間の農事暦【予定表】
先月の農事暦予定表【旧暦9月】
今月の農事暦予定表【旧暦10月】
来月の農事暦予定表【旧暦11月】
提供する農事暦について
※月齢は東京を基準に国立天文台が提供している資料を参考にしています。
(参考にしているのは東京の正午月齢です。)
※潮汐は月齢を基準にして、掲載しております。
(必ずしも満月と大潮の日が一致するものではありません。)
※生育リズムの充実期は小潮から大潮へ向けて、伸長期は大潮から小潮へ向けて表記しています。
※樹液の上下については、満月前の若潮の日から上部集中期、新月前の若潮の日から下部集中期として参考にしています。
花・野菜の管理、畑作業の目安を立てたりなどにご利用いただければありがたいと思います。
次回は11月中旬頃に次月分の農事暦を公開する計画です。
前月の農事暦
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