園芸資材・農業資材・造園資材・花材の総合問屋、青森県平川市(弘前市のすぐそば)末吉商店です。植木鉢、肥料、園芸用・農業用の用土、薬品、造花、しめ縄、苗、球根・縄、ムシロ、カメなど東北で一番の取り揃えでお客様のご要望に応えます。

園芸歳時記 1月号

睦月<むつき>

園芸 歳時記 睦月睦月は「むつき」と読み、その意味や由来・語源にはいくつかの説があるとされております。
もっとも有力な説として、お正月に親類知人が互いに往来し、仲睦まじくする月であるから、睦び月(むすびつき)が「睦月」と言われるようになったとされる説があります。
ほかにも、「始まる・元になる月」である「元月(もとつき)」が転じて「むつき」になったという説、稲の実を水に浸す月である「実月(むつき)」が転じたという説などがあります。
この睦月の期間で、もっとも重要な行事となるのはお正月なのですが、意外なことに1月1日に新年を盛大に祝うのは世界中でも日本人くらいとのことです。
アジア圏では、新暦よりも旧暦の正月(いわゆる旧正月)を盛大にお祝いするそうですし、イスラム教の国ではイスラム暦を使用している国が多いので、新年がその年によって異なるそうです。
欧米でも、クリスマスに対して、お正月はあっさりしたもので、ニューヨークで行われる盛大な新年のカウントダウン終わった後のタイムズスクエア周辺は閑散としているそうですから驚きですね。

小正月

園芸 歳時記 睦月 郷土料理 小正月料理 けの汁元日から7日までを大正月と呼ぶのに対して、小正月という行事があります。だいたい1月15日もしくは、14~16日の三日間とされております。
古くは小正月かその前日に正月飾りを外すのが習わしだったそうですが、江戸時代に幕府が出した通達で、「大正月は7日まで」とされ、関東一円から東側は7日に正月飾りを外す地域も多くなったそうです。
小正月に行われる行事の主なものには、
〇今年一年間の健康を願う
〇正月に家にお越しになった歳神様(年神様)をお見送りする
〇お正月に働いた女性を労う
〇今年一年間、災厄が降りかからないように厄払い・悪霊払いをする
〇今年一年間豊作でありますようにと願う
〇今年の豊凶を占う
などがあり、地域ごとに独特の行事が行われているのも特徴です。
小豆粥やぜんざい、お団子などが小正月の料理として知られており、左義長(いわゆる“どんど焼き”)が行われるのも小正月です。
私たちが暮らす津軽地方では、“けの汁”と呼ばれる郷土料理を食べる習慣があるなど、地域性の強い行事があるのも特徴なので、各地の小正月を訪ねて旅をしてみるのも面白いかもしれませんね。

1月の二十四節気

小寒【1月5日】

小寒(しょうかん)とは、「寒の入り」ともいわれ、これから更に寒さが厳しくなる頃です。
小寒から節分までの三十日間のことを「寒の内」といい、寒が明けると立春となります。
“寒中見舞い”は小寒に出し始めます。
芹が生え始めたり、凍った泉の水が溶け始めたりする頃ともされ、まだまだ寒い時季ではありますが、少しずつ春に向けて動き始めている時期でもあります。

大寒【1月20日】

大寒(だいかん)とは、一年で一番寒さが厳しくなる頃です。
「三寒四温」という言葉のように、寒い日が三日続くと、その後四日は暖かくなり、寒い中にも少しだけ春の気配を感じられます。
蕗の花が咲き、春に向けて着実に進む一方で、沢の水は氷となり張りつめるなど一年で最も気温の下がる時期でもあり、氷点下に達する地域も多くみられます。

1月に農作業の始まる野菜

1月に種撒き、苗の定植などが始まる野菜の一例をご紹介致します。
※寒冷地や、温暖な地域などで差が出る場合もありますので、作付する地域の気候に合うように農作業を始めることをお勧めいたします。

作物名 一年/多年 生育温度 種まき 苗植え 旬の収穫時期
 貝割れ大根 二年生 20℃前後 年中 年中 年中
 カリフラワー 一年生 15~25℃ 年中 年中 11月~3月
 キャベツ 一年生 15~20℃ 年中 年中 12月~6月
 さやえんどう 一年生 15~20℃ 10月~8月 4月~6月
 そらまめ 一年生 15~20℃ 1月~3月 2月~4 4月~6月
 ほうれんそう 一年生 15~20℃ 年中 年中 11月~2
 芽キャベツ 一年生 15~20℃ 年中 年中 12月~1

 

1月頃の参考ページ

1月頃にお読みいただきたい弊社の特集ページをご紹介いたします。

冬の室内園芸で人気の植物

初めてでもわかりやすい冬の室内園芸

消石灰の使いかた

苦土石灰の使いかた

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