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植木鉢のサイズ

花卉や観葉植物を育てる時に、植木鉢やプランターを使用する機会は多いと思いますが、サイズの表記が分かりにくい思っている方も多いと思います。
鉢のサイズが分らないと、置き場所の見当もつきませんし、植え替えをする時には植木鉢に入る土の量もどれくらい用意したら良いのかも分かりません。
今回は植木鉢やプランターのサイズと、入る土の容量についてご紹介したいと思います。

鉢・プランターの表記サイズは3種類

表記名 表記を使用している鉢 ㎝換算【外寸】
植木鉢【国産】・プラスチック鉢 号数×3㎝(約)
プラスチック鉢・プランター 型=㎝
植木鉢【輸入】・プランター そのまま㎝

植木鉢やプランター表記の種類は、各製造元にもよりますが、概ね3種類です。
号数で表記しているのは、寸法表記がメートル法ではなく、尺貫法を使用していた頃からの名残です。
号数表記では、号=寸で計算しますが、尺貫法では1寸≒3.3㎝の計算となるのですが、現在市販されている号数表記の商品は、ほとんどが1寸≒3㎝で計算されています。

サイズの表記はどの部分を表している?

丸型の鉢の場合

植木鉢 サイズ 表記のしかた丸型の鉢の場合は、上部の外径がサイズ表記されています。
鉢の深さとは関係なく、上部外径をサイズ表記されておりますので、鉢の種類と合わせて選ぶことになります。
丸型の鉢をざっくり種類分けすると次の3種類です。
〇輪鉢・・・外径より1割程度短い背丈の鉢
主に枝葉と同程度の根張りをする植物用
〇長鉢・懸崖鉢・・・外径より1~2割程度背丈の高い鉢
主に根張りが下へ向かう植物用
〇浅鉢・・・外径より5割程度短い背丈の鉢
主に根張りが浅く広く伸びる植物用
となります。

丸型以外の鉢

植木鉢 サイズ 表記のしかた丸型以外の鉢(プランターなども含む)の場合は、最も長辺である部分をサイズ表記しております。
例えば、プランター65型であれば、横に長い部分が65㎝であると表していることになります。
盆栽などで使用される長角鉢ですと、例えば7号と表記されていると、7号≒21㎝となるので、長辺が21㎝前後の鉢といった具合です。
最近は家庭菜園の人気などもあって、野菜プランターなどの大容量プランターも販売されているので、使用する土の量は一概には言えませんが、標準的な65型のプランターですと、約12ℓの培養土1袋が使用目安となります。

植木鉢のサイズと土容量

弊社で最も出荷数量の多いダオン鉢でサイズ表を作成してみました。
ダオン鉢はダオン深鉢とダオン浅鉢がございますが、ダオン深鉢は深鉢と表記しておりますが、輪鉢程度の背丈の鉢です。
土の容量は、計算によって求めたものですので、あくまでも目安としてお考えください。

ダオン深鉢のサイズ・土容量
号数 円の直径【外寸】 鉢の高さ【外寸】 土容量【概算】
3号  約 9㎝  約 7.8㎝  約 0.3ℓ
4号  約 12.5㎝  約 10.0㎝  約 0.8ℓ
5号  約 15.5㎝  約 12.5㎝  約 1.4ℓ
6号  約 18.5㎝  約 14.5㎝  約 2.4ℓ
7号  約 22.5㎝  約 17.5㎝  約 4.2ℓ
8号  約 24.5㎝  約 20.0㎝  約 5.7ℓ
9号  約 28.0㎝  約 22.5㎝  約 8.4ℓ
10号  約 31.0㎝  約 24.5㎝  約 11.1ℓ
11号  約 33.5㎝  約 27.0㎝  約 14.2ℓ
12号  約 36.5㎝  約 29.5㎝  約 18.5ℓ
ダオン浅鉢のサイズ・土容量
号数 円の直径【外寸】 鉢の高さ【外寸】 土容量【概算】
4号  約 12.5㎝  約 6.5㎝  約 0.5ℓ
5号  約 15.5㎝  約 7.5㎝  約 0.9ℓ
6号  約 18.5㎝  約 8.5㎝  約 1.4ℓ
7号  約 22.5㎝  約 10.5㎝  約 2.5ℓ
8号  約 24.5㎝  約 12.0㎝  約 3.4ℓ
9号  約 28.0㎝  約 12.8㎝  約 4.8ℓ
10号  約 31.0㎝  約 14.3㎝  約 6.5ℓ
11号  約 33.5㎝  約 15.5㎝  約 8.2ℓ
12号  約 36.5㎝  約 17.3㎝  約 10.8ℓ

鉢の大きさのメリットとデメリット

鉢の大きさや形は、育てたい植物のサイズや根張りで決めることになりますが、置き場所や使用方法によっても選ぶべき大きさが変わってきます。
大きな鉢を選ぶメリットとデメリット、小さな鉢を選ぶメリットとデメリットについてもご説明したいと思います。

植物に対して大きい鉢を使用するメリット

〇土の量が多くなり、根を張る面積も広くなるので、大きく育つ。
〇土の量が多くなると、保水性も高まるので水切れがしにくい。
〇水やりの頻度が少なくて済む。
〇重量が重くなるので、安定感が高まり倒れにくい。

植物に対して大きい鉢を使用するデメリット

〇土の量が増えるので、移動・植替えが重労働となる。
〇コスト高となる。
〇土が乾きにくくなるので、

植物に対して小さい鉢を使用するメリット

〇狭いスペースでも育てることが出来る。
〇植物があまり大きくなりすぎない。
〇重量が軽いので、移動・植替えが重労働とならない。
〇コストを抑えることが出来る。

植物に対して小さい鉢を使用するデメリット

〇軽いので安定感が無く、倒れやすい。
〇土が少ないので、水切れしやすい。
〇水やりの頻度が多くなる。
〇根詰まりが起きやすいので、植替えの頻度が増える。

まとめ

植木鉢などの号数サイズ表記は概ね1号≒3㎝と考えていただいても間違いないと思います。
植物の生育状況はもちろんですが、限られたスペースにどうしても植物を置きたい場合は小さい鉢に植えて育てることも可能です。
ただし、植物の大きさに合わない鉢を使用する場合は、デメリットを考慮して、こまめな管理をする必要があるということも考慮してください。

 

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